ランの栽培講座とウナギ高騰、近畿大のマグロ完全養殖とは、
全然関係ない分野に見える。
しかし、宇井清太の目には同じ系列に見える・・・。
なぜか?・・

ウナギは海の川の・・・ランである。
ようやく産卵場所、孵化、稚魚が見つかった段階。
完全養殖には・・・今後何年の年月がかかるのか・・・。
そういう魚を・・・・稚魚を獲って・・・大きくして販売。
ランの自生地から小さな株を山堀して・・・販売するのと全く似てはいないか???
パフィオなどは・・・そうやって絶滅危惧種にまで追い込んだ。
ウナギも遂に絶滅危惧種。
人間の愛好の需要のあるところ供給という商売が成立つ!

養殖クロマグロ。
遂に・・・完全養殖!
近畿大学の永年の苦労が・・・・実った!
この状況は、ランでいえば1920代である。
ナドソンの無菌培養法の開発で・・・多くのランの完全養殖が完成した。
そして100年後の現在。
完全養殖ができるのに・・・・愛好の世界は「珍奇」「レア」な株を渉猟する。
世の中不思議なものである。
現在でも・・・プラントハンターを・・・賞賛????
原種は・・・新発見といっても・・・地球の過去が創った植物である。
遺伝子源と見るのであればよいのだが、
ただ・・・愛好者が・・・適地でもない場所、温室で・・・ただ単に愛好するというのは、
ほとんど意味の無い愛好であろう。
ランの仲間内での・・・小さな優越感を満足させるものでしかない。

そんな時、今度は東京の6畳間で60匹のヘビと同居という放映。
これも・・・愛好。
蘭の原種を集め愛好するのと・・・ヘビ愛好と・・・どこが違う???
そういわれれば・・・返事に窮してしまう。
どちらも地球上の生物にかわりはないからである。
でも、ヘビのコンテスト・・・あるの?
ランでは原種栽培でも・・・大賞がもらえる!
賞金ももらえる!
こういうことを考えると・・・なにがなんだか解からなくなる。
花を趣味にする人は多いが、
ランを趣味にしている人は、花よりも別な方を好きなのではないか。
宇井清太のホームページはCymbidiumだもの。
大した興味はない!
そういう人がいるようである。
ヘビ愛好家と同じ思想、目線が・・・蘭界の主流であってはならない。
ランには育種という文化が・・・先輩によって作られている!

蘭といえばCymbidiumなのだ。
そんなことも知らないで・・・蘭の愛好者??
原種を作らない人は・・・ランつくりにあらず!
そういうことを言う人まで出る始末。
日本のラン界は・・・・この約30年・・・こういう思想、愛好の姿を作ってきた。
図鑑で見るだけで・・・満足できない???
ラン愛好の盛衰も「経済」が左右する。
ウナギも、クロマグロも・・・。
リーマンショックも???
ラン界はまともにリーマンショックが直撃。
花の文化は・・・一番先に直撃。
ラン展は、景気回復で入場者が多くなるとよいのだが・・・・。
宇井清太も苦慮するが・・・・
宇井清太はどうにか「世界のどこにも無い未来を発明」することで打開したい。
菌根イソギク緑化のメガソーラー緑化が大きなビジネスに化けるようである。
イソギクは日本の千葉県の海岸に自生する日本固有原種である。
千葉県にはランの権威者も居る。
自分の県に自生する素晴らしい植物に目を向けないで・・・外国のランに目がゆく・・・。
外国の山を見てくる・・・。
やっぱり、ランの愛好家は・・・ランが好きで他の植物など・・・カンケイナイ。
ラン研究家。
園芸研究家。
植物研究家。
更に・・・寄せ植え研究家。
植物の世界も・・・他の業界と同じように「細分化」している。
そういう業界も「ホームセンター」の怒涛のような利益追求商売で、
なにがなんだか解からなくなっている。
何でもアリ・・・。

クロマグロ苦節32年の果てに完全養殖が軌道にのる。
科学で新たな道を拓くというのは、プラントハンターの苦労とは意味が違う。


こういう深刻なことを考えるより・・・・
ラン展で最高賞を獲得目標の愛好、栽培が非常に解かりやすい。
土用の時、ウナギの蒲焼を食べたいから・・食べた!
そういうことで・・・この世は成立っている。
珍しいランは・・・作って見たい!
原種も・・・仕掛け。
近頃のランは・・・ほとんど仕掛け。
お笑いも、歌手も・・・じぇじぇじぇ・・・ランの鉢物品種も。
ペレポストは・・・仕掛けじゃないよ!


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 ウナギ高騰!
   養殖マグロ・・・・いよいよ・・・。

kouza 2ac